2-1 アンタの架鉄はつまらない   
 webを立ち上げるということは、人に見てもらうことを前提に作ったのだと思います。ここで心にとどめておいてほしいのは、あなたがとてつもなく才能豊かで、すばらしい作品を作ったとしても反論は出るということです。人はそれぞれいろんな考え方を持っていますから、同じものを見ても見る人によっおもしろい、つまらないと感じるのは当たり前です。
 日本という国はいろいろありますが、世界でも有数の「自由」が保障されている国です。ですから、思想信条をどうもっていようが自由ですし、言論だって自由です。そしてその『言論の自由』は、見る側にも適用されます。
 ところがその当たり前を理解できない人が少なからずいます。これまで架鉄の歴史という狭い部分を切り取っただけでも何件か、感想と批判をごっちゃにしてトラブルが起きた事例があります。
 あなたの架鉄を評価するのはあなたではありません。閲覧者です。世に作品を公開しておきながら、「つまらない」という意見に対して真摯な対応ができないのはどうかと思うわけです。「つまらない」と評価してもらえたことに感謝しこそすれ、怒る理由はありません。
 製作者は、作品という形でしか反論は許されないと思いましょう。その人にとって「つまらなかった」という事実は何があっても覆りません。

 もちろん、「あなたはつまらないと思ったかもしれないが、俺はこれがおもしろいからあなたの意見は意見として受け止めます。ごめんなさい」というのはありです。あなたは趣味で好きなことをやっているのであって、誰かに奉仕しているわけではないのですからそれでいいんです。すべての人があなたの架鉄を気に入ってくれるわけじゃない。要はこれがわかっていればいいんです。
 いくら読者の受けがよくても、自分がつまらなければ本末転倒です。あなたは自分のために架鉄や架空バスをやっているのです。決して他人のためではありません。プロではないのですから自分を殺してまで他人を楽しませる必要はありません。
 この辺のさじ加減は、経験で覚えていきましょう。まずは批判されても真摯に受け止めてみましょう。「何これクソつまんねえ」は、とてもありがたい感想です。自己満足を客観的な視点で評価してくれる閲覧者は宝です。普通つまらなければ、黙ってブラウザのバックボタンを押します。

 さて「正当な批判ならいいが、中傷はだめ」「いやなら見なければいい」などという作者の皆さんは、ちょっと考えてみてください。インターネットに自らのサイトをアップロードした以上、いろいろな人が見ることを承認したも同然なのです。わざわざつまらないサイトの揚げ足取りをして楽しむ人もどうかしていますが、揚げ足は揚げ足としてさらりとかわし、自分が楽しめるような環境を整備しましょう。
 ある程度知識があれば、掲示板をパスワードロックしたりSNSをうまく利用することで、そういった悪意を回避することも可能です。他人にものを言う前に、まずは自分でできることを始めましょう。

 そしてもうひとつ。あなたのサイトが2ちゃんねるをはじめとする匿名掲示板にさらされ、さまざまな批判を受けることもあります。かつては『ええ架空鉄道』というスレッドに作者が自ら架鉄を晒し、反応を見ることがよく行われましたし、今もしてはならない理由はありません。
 しかし、架空鉄道スレッドの住人は良くも悪くも目が肥えています。したがってあなたのサイトが(意に沿わず)晒されたとき、批判的な書き込みが相次ぐかもしれません。
 しかし、批判に対してそれを正当か不当かを決めるのは作者ではありません。閲覧者です。作者が何を言ったところで、読者の感想は覆らないのです。いちいち批判に反論したりするくらいなら、とりあえずそういった反応は「見なかったこと」にして、自分の架鉄を楽しんだほうがよいでしょう。

 あなたが自らのサイトで何をしようが自由ですが、読者がそれを見てどう思おうが、それも自由なのです。
 
 

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