3-2 謝る前に考えよう 
 架鉄の中には、車両の製作を請け負うところがあります。そういったところに車両を発注するのは、相手もそれが目的なのですからかまいません。しかし、「あなたの画像データを使わせてください」「なにそれを作ってください」と他の架鉄作者に(臆面もなく)お願いする人がいます。 
 お願いされた側としては「何で俺がそんなことしなくてはならないんだ」と思うのが普通です。架鉄の作者さんはいろいろ試行錯誤して、自分のスタイルを作り上げてきています。それはあくまでも自分用にカスタマイズしたものであり、他人においそれと渡せるものではありません。 

 創作というのは自分で作るから創作です。たしかに自分で作るよりもできあいの物を集めてまとめたほうが、いい物を作れるということはあるかもしれません。
 だからといって、他人の手を煩わせていいという理由にはなりません。架鉄教としてはまずは自分で作ってみてください、という見解を取ります。下手でもいいんです。設定が穴だらけでもいいんです。あなたの架鉄はあなたにしか作れないんです。

 2ちゃんねるや架空鉄道チャットのログなどを見ていると、「出来の悪いものはそれだけで駄目」のような印象を受けてしまいがちです。これは架鉄教本を書いている俺にも責任があるのですが、アマチュアにおいてもっとも大事なのは「自分が楽しむこと」です。もちろん出来不出来に上下はありますが、楽しみ方において貴賎はありません。良作至上主義みたいな風潮を作ってしまった一端に、架鉄教の存在があったとすれば、ここにお詫びする次第です。
 2ちゃんねるはただのギャラリーです。あなたがそれに従う必要はありません。
 架鉄のベテランたちの標準はあなたの標準ではありません。気にする必要はありません。

 さて、それでもどうしても××鉄道さんの絵を使いたい、と思う人もいるかもしれません。そういうときは、ダメもとでネタを振ってみてはどうでしょうか。
 「自分としてはこんなネタを持っている。これに何か肉付けができないか?」という形であれば、ギブ&テイクの関係になり、きわめて健全な架鉄製作技法となるわけです。ですから、絵が描けなくても、コンテンツをうまくまとめられなくても、すばらしいアイディアがあるのであればそれを形にしてくれる人を募るのはさほど難しいことではありません。 
 よい架鉄のアイディアは、制作意欲を駆り立てます。ギブ&テイクの精神は忘れずに、相手に何かを求めるときには自分も相応のネタを提供することを忘れないでください。 

 すばらしいアイディアを生み出せる能力は、架鉄においては最高の「才能」です。 
 

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